紀元前1000年にケルト人によってヴュルツブルクが建設されて以来、重要な交通の要衝として発展を続けてきました。今日でも、アウトバーン3線、毎日350本の列車接続、フランクフルト空港への利便性により、快適で速い交通アクセスを活かしています。

そして到着すると、意外な素顔が見えてきます。華やかな美術史のハイライト、美術館・博物館、ユネスコ世界遺産、25000人の大学生、国際色あふれる活気と未来への展望。医師かつ自然研究者であったフィリップ=フランツ・フォン・シーボルトを記念して、郷里であるヴュルツブルクにシーボルト博物館が創設されています。

領主司教は、街中の「下に」レジデンツを建設する前は、マリエンベルク要塞がある頂上に住んでいました。非常に良く保存された要塞にあるマイン・フランケン博物館（Mainfränkischen Museum）には、リーメンシュナイダーの世界最大のコレクションが展示されています。マリア教会（Marienkapelle）、キリアン大聖堂（Kilians-Dom）、ノイミュンスター教会（Neumünster）、旧市庁舎のグラーフェンエッカート（Grafeneckart）、聖者の大きな像が装飾された古マイン橋（Alter Mainbrücke）など、町に広がるパノラマ的な眺望を要塞から臨むことができます。