Project Description
自然公園の中にある平和都市
自然公園の中にある平和都市
ユネスコ・ジオパーク「TERRA.vita」は、オスナブリュックの市内も包み込んだ広大な緑地です。それでオスナブリュックは、自然公園の中心部にあるドイツ唯一の都市になっています。
自然に恵まれた平和な雰囲気は町の特性です。オスナブリュックの政治的・文化的な生活基盤は、「平和は義務、任務としての平和」の信条に基づいています。1648年、ウェストファリア平和条約が市庁舎で締結され、30年戦争に終止を打ち、初めての「欧州会議」が開かれました。ここに、当市が生んだ優れた作家、エリッヒ・マリア・レマルクを記念する平和センターが設立されています。
ダニエル・リベスキントは、オスナブリュックに生まれ、アウシュヴィッツ強制収容所で殺されたドイツ・ユダヤ人画家、フェリックス・ヌスバウムのことを記憶に留めるために、フェリックス・ヌスバウム・ハウス「忘れ去らないための部屋」を設計しました。
過去と現在の意識した結合は、長い歴史とモダンさを併せ持ったオスナブリュックで体験することができます。昔は商人たちが会合し、現代でも人々が集まるマルクト広場は、今も変わらず町の心臓部としての機能を果たしています。公立計量所だったシュタットヴァーゲ(Stadtwaage)、マリエン教会(Marienkirche)、後期ロマン様式の聖ペトロ大聖堂(Dom St. Petrus)、中世の町家(Kaufmannshäuser)の高い切妻屋根などの間にある広場は、現在でも様々な挙式が催され、お祭りの舞台が作られ、ワインの露天売りやクリスマス市などが開かれる市民の集いの場となっています。
カフェやレストランは、朝の光と共に座編み椅子を道に並べ、地中海風の料理からケーキまで多様な美味を提供しています。往年のハンザ同盟都市の商業路は、魅力あふれる店舗が並ぶ、活気あるショッピング通りに変身しました。
オスナブリュックの最も大きな特徴は「特殊な石造り建築(Steinwerke)」です。中世時代、多くの家屋では木骨建築が主流だった時期に、オスナブリュックでは、すでに800年前に耐火建築材としての石を用い、建築様式に大きな影響を与えています。
この珍しい建築様式は、Bierstraße 7番地とDielingerstraße 13番地に、ほぼ完全な形で残されています。両家屋共、1220年前後に建設された同じ様式の石造りで、オスナブリュック市最古の建物に属しています。
さらに詳しい情報
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49074 Osnabrück Germany
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Bierstrasse 22-23
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